広告物点検技師って!?

屋外広告物の点検技師という資格をご存知ですか?

 

広告物点検技師は一般社団法人 日本広告物施工管理協会という

 

団体が主催している民間の資格です。

 

 

一般社団法人ですので公的な感じがしますが、純然たる民間団体です。

 

一般社団法人は国の後押しが無くても作れる法人です。

 

 

 

屋外広告士の資格

 

同じような資格に屋外広告士がありますが、

 

こちらも一般社団法人日本屋外広告業団体連合会という団体が

 

主催していて屋外広告士試験に合格しても、

 

国土交通大臣の名前が載った認定書が貰えるわけでは無く、

 

一般社団法人日本屋外広告業団体連合会の理事長の名前で

 

試験合格の認定書が発行されます。

 

つまり厳密に言えば、屋外広告士も民間の資格になります。

 

ただ屋外広告士は地方自治体の屋外広告物条例に

 

管理者になれる資格であったり、国土交通省の屋外広告物条例ガイドライン(案)に

 

屋外広告士やそれと同等以上の者に点検をさせる事となっています。

 

要は屋外広告士の資格保持者に点検をさせるよう

 

国交省が推奨しているのです。

 

公的な資格と言ってみ良いかもしれません。

 

 

屋外広告物の点検技師と屋外広告士の違い

 

つまり屋外広告物の点検技師も屋外広告士も、

 

民間の資格ですが、屋外広告士は国や行政が推奨している

 

公的な要素が強い資格という事です。

 

 

屋外広告物条例の管理者にもなれない、

 

国の後押しのない、広告物点検技師は

 

意味のない資格のように思えますが、そこはしっかり区分けして

 

考えなくてはなりません。

 

というのも、この広告物点検技師は点検に特化した資格だからです。

 

 

屋外広告士のように広い意味での点検では無く、

 

点検でいう特に詳細点検に特化した資格になっています。

 

点検機器の使い方、写真撮影の仕方、広告物の劣化の仕方や種類など

 

屋外広告物点検に必要な知識、特に設置から年月の経った、

 

詳細点検に必要な知識が身につく資格となっています。



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