屋外広告物点検報告を受ける時の注意

屋外広告の点検報告の内容気にしていますか?

 

広告物所有者が点検受託者から報告を受ける時に

 

気を付けておくことがあります。

 

言葉の定義は下記の通りです。

 

点検作業者…点検する業者や人の事。

 

点検受託者…その点検報告を受け診断する人。

 

広告物所有者…点検を委託する人。

 

国土交通省の屋外広告点検基準ガイドラインから

 

 

その点検作業者や点検受託者は有資格者ですか?

 

 

まず、依頼主である広告物所有者が注意する事は、

 

点検作業者や点検受託者は資格があるのか?という事です。

 

 

屋外広告物の点検をするには資格が必要です。

 

詳しくはこちらのページに書いていますが、

 

点検には資格が必要です。

 

行政に確認すると、資格を取得してる会社など教えてくれます。

 

ほとんどの行政(地方自治体)で、屋外広告物管理者リスト

 

というのものを作ってホームページなのどで公表しています。

 

 

 

 

点検報告の内容に予測事項が書かれていますか?

 

 

もう一つ広告物所有者が点検報告を受ける時に必要なことは

 

屋外広告の点検報告に予測が書かれているか?です。

 

 

 

屋外広告物の点検報告は広告物の状態が写真などが添付され

 

報告されてきますが、大事なのはその広告物の劣化状況から

 

これからどのくらいで、どんな状態になるのかを診断し、判断し、

 

予測しなければなりません。

 

点検の結果、今回は問題なくても、

 

『次回(3年後)の点時期には補修が必要』とか、

 

『すぐにでも撤去しなければならない』などです。

 

これらの診断予測が結論付けていなければ、広告主も対応できません。

 

ですので、点検報告の内容に予測事項が書かれているか確認し、

 

書かれていなければ、記載してもらいましょう。

 

 

 

受けた報告書は保存していますか?

 

屋外広告物点検基準(案)第8条でも書かれていますが、

 

受託者及び点検作業者は点検結果の記録について、

 

点検した広告物を撤去するまで、点検記録を保存しなければなら無いし、

 

委託者である広告物保有者にも保存してもらうよう求めなければ

 

ならないとなっています。

 

点検記録は、万が一の事故や前述した予測するときの

 

大事な資料となります。

 

必ず保存しておきましょう。

 

 

 

 



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